お知らせ

自治体と連携、2019年に開所

安曇野市穂高にある「安曇野市テレワークセンター」は、KADO業務の安曇野市における拠点です。

ワークライフバランスや多様な働き方が求められる現代、KADO塩尻の取り組みに関心を寄せた安曇野市から働きかけがあり、2019年に10月に開所。塩尻同様、子育てや介護、体調面の理由などからフルタイムで働くことが難しい人が働きやすい場を目指しています。

ワーカーメンバー数は100名(2022年12月現在)。主に安曇野市周辺に住む人たちで、男女比は約2:8、世代別では全体の約8割を占める30~50代を中心に、20代と60~70代がそれぞれ約1割ずつ登録しています。

フルタイムや、365日稼働の業務も

請け負っているさまざまな業務の中から、安曇野拠点ならではの仕事をご紹介します。

まず、KADOが安曇野市から継承した、確定申告に関わる業務です。ワーカーメンバーは1月から約1カ月間税の知識に関する研修を行い、2~3月は安曇野市本庁や各支所での申告受付業務、その後のデータ入力まで含め、6月までの約半年間フルタイムで働きます。

もう一つは、電子番組表の広告内容などのチェック業務。完全な在宅ワークで、KADO初の365日稼働する業務でもあります。

さらに、セキュリティ製品のデータベースを更新する業務があります。この製品を導入している多くの企業、組織のセキュリティを守るためにとても重要な業務です。SE出身のメンバーを中心としたチームで対応しています。

初心者メンバーに対する研修を行ったり、現場でまとめ役をこなしたりしているのは、その分野でのキャリアを持つメンバーたち。安曇野拠点では3人のスタッフでほとんどの業務を管理しているため、安心して現場を任せられるメンバーの存在はとても頼もしいものです。

実務への高い評価

一方で、登録後一度も業務に入っていないメンバーの存在もあります。自治体発行のプレミアム商品券に関わるデータ入力、新型コロナ関連の郵送物封入作業など、誰もが気軽に参加できる短期業務もありますので、ぜひ多くの方に携わっていただきたいと思います。

このようなシンプルな作業を大量に処理できる「動員力」、そして海外への発注と違い、言葉や文化の壁もなく誠実な作業ができる「仕事の質の高さ」こそ、クライアントがKADOに期待してくださる点ともつながるのではないでしょうか。実際に、これまでの作業に対してもクライアントから高い評価をいただいています。

技術力やコミュニケーション力、集中力、勤勉さなど、多様なスキルを持った人たちがKADOに集まっていることは大きな強みだと思います。

多くの人が安心して働ける場を

本拠地である塩尻をはじめ、他拠点のスタッフと密な連携を取っており、オンラインツールの活用とともに、直接顔を合わせる機会も大切にしています。

スタッフ・メンバー数とも多く、経験豊富な塩尻では、各業務に対しての人員配置が比較的スムーズですが、安曇野拠点はこれからというところです。安定した業務量を確保し、登録を検討している方も含め、1人でも多くのメンバーさんが安心して働ける場所であるよう、スタッフ一同、日々努力を重ねていきます。

●取材協力

統括マネージャー 田中治彦

ディレクター    田村富美子・髙田真由美      

安曇野拠点近くの穂高神社にて
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