東城 静子
塩尻市役所の臨時職員として約5年間勤務したのち、2019年1月よりKADOに勤務。事務職の経験を活かし事務スタッフとして活躍するかたわら、2021年1月からはディレクター業にも携わる。
皆を支え、繋げる〝縁の下の力持ち〟
東城さんのお仕事について教えてください。
事務全般が私の主な仕事です。内容は、ワーカーメンバーさんの新規登録に関する説明や手続き、各業務に必要な書類の作成、請求書の処理、窓口・電話対応など多岐にわたります。
また、コロナ禍でのテレワーク需要の高まりや、さまざまなメディアでKADOを紹介していただいた反響が大きく、最近のKADOは大忙し!そこで、1年ほど前からは並行してディレクター業にも携わるようになりました。昨年秋に新設されたばかりの経理チームのほか、短期業務を中心に担当しています。
二足のわらじでご活躍されているんですね!
ではまず、事務のお仕事で心がけているのはどんなことでしょうか。
事務スタッフとしては、専任ディレクターが本来の業務に集中できるよう、先ほど挙げたような事務的な仕事は、積極的に私が引き受けるようにしています。備品の調達やオフィスの美化など、細かいことにも気を配るよう心がけていますね。
元々、「縁の下の力持ち」として陰で人を支えることの方が、自分に向いていると思っていて。そういう意味では、事務はディレクターに対して裏方の仕事だと思うので、皆さんの気付かないところで業務が回っているという感じが好きですね。
ディレクター業に携わるようになって、新たな発見はありましたか。
メンバーさんをまとめる力を求められますし、業務ごとに新しく覚えることがたくさんあるので、事務とは違う難しさがあります。けれど、ディレクターとして業務に入ることで、改めてKADOはさまざまなお仕事を経験できる場だと実感しました。経理などのバックオフィス業務もあれば、窓口業務や封入作業もある。ブランクや時間的な制約がある方も、特に短期業務なら気負わず参加しやすいと思います。こんなおもしろい働き方ができる場所って、他にはなかなかないのでは!
メンバーさんには、興味を持った仕事に何でもトライしてほしいですね。自分の適性がわかったり、意外な能力を発見できたりする可能性もあると思います。私自身も、もっとスキルアップして業務に生かしたいと、昨年12月には簿記3級の資格を取得しました。また、以前は苦手だったパソコンも業務を通して日々勉強させてもらい、少しはわかるようになったかな(笑)KADOに来て新しい自分に出会えた気がします。
ワーカーメンバーの皆さんとはどんな風に関わっていらっしゃいますか。
窓口や電話で応対する時や、事務手続きの説明をする時などは、メンバーさんに安心してお話しいただけるよう明るい雰囲気、やわらかい言葉遣いを心がけています。最近はコロナ対策と事務効率化のため、Zoomやメールの活用も増えましたが、だからこそ直接顔を合わせてお話できる機会は貴重。これからも大切にしたいです。
また、ディレクターとしての業務を通して、一人ひとりのメンバーさんの得意とされていることや新たな一面を知れるようになりました。私が気付いた良いところを、メンバーさんご自身や他のディレクターなど皆で共有することで、今後の業務に生かしていけたらと思いますね。
メンバーさんとのコミュニケーションはとても楽しいですし、少しでも皆さんのお力になれることが、私にとって仕事のやりがいでもあります。
お仕事に対する姿勢から、東城さんの温かな人柄が伝わってくるようでした。
最後に、今後の目標を教えてください。
「ちょっとしたことがスムーズに運ぶ」って大切だと思います。ですから、たとえばメンバーさんが何か尋ねたいことがある時や、担当業務のディレクターが捕まらない…なんて時は、気兼ねなく私にお声掛けいただきたいですね。
ありがたいことに今KADOは注目され、とても忙しくなってきています。これまで以上にメンバーさんや他のディレクター陣をバックからしっかりと支えるとともに、みんなを繋ぐ「架け橋」のような存在となりたいです!