畠山 洋子
子育て中のママたちのキャリア支援を経験後、人材コーディネーターとしてワーカーメンバーの人材育成や働き方の相談に乗っています。みなさんの希望の働き方を応援したいので、何か心配等あればお気軽にお声掛けください!
「一人ひとりの働き方に寄り添う」
まずは、普段のお仕事内容を教えて下さい。
私の主なお仕事は、KADOで働くワーカーさん達の「育成」と「キャリアコンサルティング」になります。
育成では、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルなどの基礎的な講習から始まり、皆さんが「働いていく」上で必要となるスキルを支えるお手伝いをさせて頂いています。
KADOでは、クライアントから頂いたお仕事をただこなすだけではなく、育成も目標としており、パソコンのスキルがないから登録ができないといったことはありません。
eラーニングなどを用いて、そういった方にICTスキルを身に着けて頂き、お仕事ができるようにさせて頂くのも私達の役割になります。少しでも皆さんが「成長」を感じることができるようにサポートしています。
キャリアコンサルティングでは、「今はKADOで働いているけれど、例えば今後、民間企業に就職したい」と考えている方や、その他にも「様々な形で社会復帰したい」と考えている方など、今後のキャリア選択の際に起こりうる様々なお悩みのご相談をお聞きしながら、一人ひとりに適切なアドバイスができるよう心がけております。
ワーカーさん一人ひとりの「働き方」に併走していくことが私の役割かなと考えています。
普段からお仕事をされている際に、気をつけていること、意識していることはありますか?
特に最近に限ったお話になりますが、新型コロナウィルスの影響もあり一層「在宅就労・リモートワーク」が増えています。通常時でも時間をうまく使って働きたいという方は、今後より一層増えてくるかと思いますが、どうしても家で一人だったり行動範囲が狭まることでまた新しい悩みを抱える方も増えてきます。そんな中で、全てできているわけではありませんが、なるべく皆さんの様子をいつも以上に気にかけて見ているようにしています。逆に、抱え込まずにすぐに気軽に相談してもらえるように、気軽に声をかけてもらえるように私自身も意識しています。
様々なお悩みのご相談を解決していく。難しいお仕事ですよね?
そうですね。でも私は特に大変だと思ったことはないですね!キャリアコンサルティングにしても今まで勉強してきたということもありますが、KADOで働くようになってからも日々が勉強の連続です。それでも、スタッフ間での情報共有をよりスムーズに行えるようにしたり、一人ひとりをしっかり支えられるような体制を新しく作ったり、なるべく一人ひとりのニーズにあったお仕事を提供出来るように日々工夫していくことは大変でもありますが、やりがいのあるお仕事だと思っています。
やりがいというキーワードが出ましたが、お仕事のやりがいについてもお聞かせください。
KADOにいらっしゃるワーカーさんは初めから自信満々で働きに来ると言うわけではありませんし、どちらかと言えば、ブランクがあったり抱えているものも人それぞれです。ただ私がご相談や、お話を聞くことで、安心感を持ってもらえる瞬間にやりがいを感じますね。私自身はワーカーさんと伴走しているイメージでやっているので一度悩んでも、もう一度お仕事に向き合ってもらえるとか、少しでも前に進もうとして頂ける姿を見ると、それが例えどの方向であろうとも、例えば他のキャリアプランに進むことになったとしても、その一歩を共に歩み出す助けになれたのなら、そういう時、本当に嬉しく思いますね。
「KADOのスタッフさんのように働きたい」と言って頂けた時は凄く嬉しかったです(笑)
一人ひとりのワーカーさんに寄り添うお仕事。これからも頑張って下さい。
今はまだ、そこまでご相談に来られる方が多いわけではありませんが、だからこそ皆さんが困った時に皆さんのお悩み、ご相談をきちんと受け取れるような、皆さんの背中を少しでも押すことができるように、そんなコーディネーターになっていきたいです。
ありがとうございました。